こんにちは、イノショーです。2023年年末は父アマカと親子で北アフリカのモロッコを旅しています。
旅の終盤はモロッコ最北端のタンジェへやってきました。タンジェの地図を見てもらえばわかりますが、ヨーロッパのスペインやポルトガルとは文字通り目と鼻の先にある街です。
タンジェは大西洋と地中海の二つの海に沿った街だそうで、写真の指標の場所がちょうどその分かれ目です。指標の左側の矢印が大西洋、右側の矢印が地中海です。父アマカはアメリカでの生活を目指しているのでアメリカへと向かう大西洋の矢印を持っています。
一方の僕はもともとはフランス移住を目指して旅を始めましたが、旅をしていくうちに地中海に強い憧れを抱くようになったため、地中海の矢印のほうを指差しています。これまでの旅でトルコのアンタルヤやクロアチアのドブロブニク、イタリアのバーリなどところどころで地中海沿いの街を通ることがありましたが、その度に自分にとって地中海の特別さ、他の海には無い特別な雰囲気を感じるようになりました。ちなみにフランスも地中海に沿った地域があり、マルセイユなどの大都市が有名です。
さて、大西洋側と思われる海辺をバックにラクダさんたちが座っていました。モロッコは南の方にいくと砂漠が広がっています。砂漠=ラクダのイメージ通り南部のマラケシュなどではラクダを見かけましたが、最北端のタンジェにもいたのは少し意外といえば意外でした。
こちらはタンジェの街並みの様子です。全体的にレンガの赤茶色で統一されていますね。この色合いがコロンビアのメデジンの街を思い出させます。街だけでなく人々の様子も何となくコロンビアとモロッコで似てる気がしました。もしかしたら今のコロンビア人の多くは、ルーツを辿るとスペインやポルトガルと近いこのタンジェのあたりからやってきているのかもしれません。
それでは!
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